足について

最近コラムをサボり気味で申し訳ありません…。

件名ですが、良く稽古時に
 1)「二拍子で打ち込んでいる」
 2)「足が止まっている」
と注意されたりしていると思います。

1)について
陸上(短距離)、水泳のスタートを思い浮かべてください、選手はスタート音に集中するように取り組んでいます。剣道も相手に打ち込む際にこの集中は不可欠だと思います。
先日の稽古時に服部先生がおっしゃっていたように、「足が先に出るはず」です。
みんな竹刀を持っているあまり、上半身を動かしてから(このとき足が動いてしまう)下半身を動かそうとする二拍子になると思います。

2)について
まず最初に言いますが、止まっていることが悪いわけではありません。
段位が高い先生になればなるほどそれほど動きません。
なぜなら1)の所作ができているため動かす必要がないからです(と思っています)。
子供達は1)の蒸し返しになりますが、足を意識すれば自然に打ち込めると思い「足を止めるな」
と言っています。(逆にその所作ができているなと思うときはその子には特に声をかけないこともしばしばあります)

まとめますと、竹刀を持っている手で剣道をやるのではなく、足で剣道を取り組むことを考えて見ましょう!

ではでは。

2013/05/04(土)
指導部 石川 勝博